赴任地生活Q&A
Q:外国での医療について教えてください。
国や地域によって千差万別ですが、日本の医療とは異なることが多く、医療従事者の考え方や治療方針も違うことがあります。
受診は、全予約制のところでは急な発熱でも診てもらえない場合もありますし、ホームドクター制をとるところでは先ずホームドクターを決めなければなりません。また、支払いや保険の申請方法も違います。国によって子どもの医療費が公費で無料になるところもありますが、指定された病院は非常に混雑します。
医療費がかかってもプライベートな病院に行く場合がありますので、日本で保険に加入して渡航されるとよいでしょう。
現地での医者選びには口コミ情報が欠かせません。日本食品店の掲示板を見たり、子どもがいる家庭に聞くなど最新の情報を集めましょう。
Q: 赴任地での生活で注意することはありますか?
渡航前に、赴任地の生活習慣や宗教について調べて、よく知りましょう。
すぐに謝る、意見を言わない、Yes or Noが曖昧など日本人共通の性質がありますが、海外ではこれが元でトラブルになることがあります。
日本人として違和感があっても、現地での習慣に沿った言動や行動を取りましょう。
Q: 日本と違う生活習慣やタブーとされていることを教えてください。
国や地域によって異なりますので、赴任地経験情報
一例を挙げると、アメリカでは児童虐待の基準が日本と比べてとても厳しく、州によって子どもの年齢指定は異なりますが、買い物中の車内での子どもだけの留守番、自宅での留守番は通報の対象となります。また、大声で叱ったり、泣かせたりすることも虐待と見なされます。特に、病院では蒙古班を見て疑われることもありますから、予め説明が必要です。
花火が禁止の地域、ガムが噛めない都市、指でOKマークを出せない国など世界の決まりや慣習はさまざまです。